研究紹介

メディア記事紹介

外部メディア等で発表された研究成果

2011

*掲載:報道日付順

氏名 遠藤 元誉
所属 熊本大学 大学院生命科学研究部
領域・領域名 新学術・がん微小環境
研究課題名 新規炎症関連因子ANGPTL2による癌の発症・浸潤・転移の分子機構解明
報道された
研究成果の概要
メタボリックシンドロームやインスリン抵抗性/糖尿病の誘因となるアンジオポエチン様タンパク質2の発現が、発がんの感受性を上昇させ、さらにがん浸潤・転移を促進する因子であることを明らかにした。
報道機関 日本経済新聞、熊本日日新聞(H23.11.19朝刊)
氏名 高橋 隆
所属 名古屋大学大学院医学系研究科
領域・領域名 支援班・臨床診断、新学術領域・システムがん
研究課題名 ノンコーディングRNAによる発現統御ネットワークの解明に基づくがんの個性の描出
報道された
研究成果の概要
肺腺癌のリネジ生存がん遺伝子として同定したTTF-1が、ミオシン結合蛋白H(MYBPH)を転写活性化し、ROCK1への結合と阻害を介して、がんの運動、浸潤、転移を抑制していることを明らかとした。
報道機関 朝日新聞、中日新聞、毎日新聞(中部版)、共同通信社、産経新聞(大阪版)他およびNHK全国版ニュース 全て(H23.11.16)
氏名 豊國 伸哉
所属 名古屋大学大学院医学系研究科
領域・領域名 支援班・個体レベル
研究課題名 多層カーボンナノチューブの発がん機構の解明
報道された
研究成果の概要
多層カーボンナノチューブとアスベスト繊維の、中皮細胞への傷害メカニズムが異なる事を明らかにした。また、多層カーボンナノチューブの発がん性が、その直径と剛性に強く関連している事を明らかにした。
報道機関 朝日新聞、中日新聞、日経産業新聞(H23.11.15朝刊)、日本経済新聞(H23.11.15夕刊)、信濃毎日新聞(H23.11.16朝刊)、NHK総合TV 「おはよう日本」 他
氏名 田原 栄俊
所属 広島大学大学院医歯薬学総合研究科
領域・領域名 支援班・がん疫学・予防支援活動、腫瘍学・臨床腫瘍学・基盤(B)、腫瘍学・臨床腫瘍学・挑戦的萌芽
研究課題名 がん細胞に老化を誘導し増殖・転移を抑制するマイクロRNAのメカニズムの解明
報道された
研究成果の概要
次世代健康診断システムを開発し、来春の実用化を目指す。診断では採血し、テロメア長、Gテイル長やマイクロRNAを測定し、個人の病気のリスクや加齢度合いを測る。健康寿命の延長や医療費の削減につなげたい。
報道機関 RCC中国放送 他(H23.11.9放送)
氏名 田賀 哲也
所属 東京医科歯科大学難治疾患研究所
領域・領域名 新学術領域・癌幹細胞
研究課題名 人工癌幹細胞ニッチの構築による癌幹細胞維持シグナルの解明と新規治療戦略の開発
報道された
研究成果の概要
癌幹細胞の維持に働く微小環境(癌幹細胞ニッチ)を解明し癌の根治を目指すため、人工ポリマー群のアレイによるニッチの探索をエジンバラ大学と共同で進め、癌幹細胞を特異的に維持するポリマーの同定に成功した。
報道機関 日経産業新聞(H23.11.1朝刊)
氏名 田原 栄俊
所属 広島大学大学院医歯薬学総合研究科
領域・領域名 支援班・がん疫学・予防支援活動、腫瘍学・臨床腫瘍学・基盤(B)、腫瘍学・臨床腫瘍学・挑戦的萌芽
研究課題名 がん細胞に老化を誘導し増殖・転移を抑制するマイクロRNAのメカニズムの解明
報道された
研究成果の概要
加齢の進み具合や将来心配される病気のリスクを検査する次世代健康診断システムを開発した。検査では、テロメアの最末端にあるGテイルとマイクロRNAをみる。
そのための機器や研究者向け簡易キットも開発した。
報道機関 朝日新聞(H23.10.29朝刊)
氏名 小西 裕之
所属 愛知医科大学医学部
領域・領域名 腫瘍学分野・発がん・基盤(C)
研究課題名 ヒト細胞遺伝子改変法によるBRCA1へテロ欠失細胞の作成と解析
報道された
研究成果の概要
非癌ヒト乳腺上皮細胞株におけるBRCA1アレル1個の破壊によってDNA相同組換え能の低下とゲノム不安定性が発生したことなどから、同遺伝子のハプロ不全がヒト遺伝性乳癌発生の初期段階に関与することが示唆された。
報道機関 朝日新聞、中日新聞 (H23.10.12朝刊)、WEB:マイナビニュース (H23.10.21)
氏名 細野 覚代
所属 愛知県がんセンター研究所
領域・領域名 支援班・がん疫学・予防支援活動
研究課題名 がん疫学・予防支援活動 アジアのがんの民族疫学研究
報道された
研究成果の概要
葉酸が大腸がん予防効果を持つか調べるため大腸がん829名とがんでない4,145名の一日葉酸摂取量を比較した。葉酸摂取量が増えるとがんリスクが低下し、葉酸が大腸がんに予防的効果を持つ可能性が示された。
報道機関 朝日新聞(H23.9.27夕刊)
氏名 小川 誠司
所属 東京大学医学部附属病院・がんゲノミクスプロジェクト
領域・領域名 新学術・システムがん
研究課題名 SNPアレイ解析に基づくがんの個性の理解と分子標的の探索
報道された
研究成果の概要
次世代シーケンサーを用いて骨髄異形成症候群(MDS)の全エクソンシーケンスを行い、MDSではRNAスプライシングに関わる遺伝子が45〜85%と高頻度に変異していることを発見した。
報道機関 化学工業日報新聞、日本経済新聞(H23.9.12)、産経新聞(H23.9.13東京朝刊)、日経産業新聞(H23.9.14朝刊) 他、TBS、フジテレビ(H23.9.12放送)
氏名 畠山 昌則
所属 東京大学大学院医学系研究科
領域・領域名 新学術・発がんスパイラル、腫瘍学・発がん・基盤(A)
研究課題名 感染発がんエンハンサーとしての宿主応答とその制御
報道された
研究成果の概要
ヒトのプラグミンはEPIYA配列を介して細胞増殖・運動を生理的に調節する。ヘリコバクター・ピロリの病原因子CagAは分子内のEPIYA配列を利用してプラグミンの機能を競合的に阻害し、細胞がん化を促す。
報道機関 朝日新聞(H23.9.8朝刊)
氏名 椙村 春彦(山田 英孝)
所属 浜松医科大学 病理学第一講座
領域・領域名 支援班・がん疫学・予防支援活動
研究課題名 日本人の家族性胃がんにおけるCDH1遺伝子の生殖系列変化
報道された
研究成果の概要
日本人の患者で、若年かつ家族性に発症した胃がん例で、初めて、E-カドヘリン遺伝子の生殖細胞系列変異を発見・解析し、日本にも典型的な遺伝性びまん性胃がんが存在することを明らかにした。
報道機関 静岡新聞(H23.9.6朝刊)
氏名 湯浅 保仁
所属 東京医科歯科大学大学院・医歯学総合研究科
領域・領域名 腫瘍学・発がん・基盤(B)
研究課題名 胃がんのマウスモデルとヒト血球DNAメチル化の解析
報道された
研究成果の概要
E-カドヘリンとp53の両方を欠損させたマウスを作成し、100%の頻度でスキルス胃がんが観察された。これは世界で初めてのスキルス胃がんのマウスモデルであり、病態解明と新規治療法の開発が期待できる。
報道機関 毎日新聞(H23.8.29夕刊)、朝日新聞(H23.9.5朝刊)
氏名 椙村 春彦(新村 和也)
所属 浜松医科大学 病理学第一講座
領域・領域名 支援班・がん疫学・予防支援活動
研究課題名 中心体複製サイクル制御機構異常と発癌、塩基除去修復機構異常と発癌、胃・肺・大腸癌の発生と進展に関わる遺伝子の研究、胃・肺・大腸癌の分子疫学
報道された
研究成果の概要
胃がんの一部で、傷ついたDNAを修復する活性を持つ遺伝子であるMUTYHの蛋白質量が少なくなっていること、また、この蛋白質量低下が、胃がんの予後を悪くする因子となることを、世界に先駆けて発見しました。
報道機関 静岡新聞(H23.8.17朝刊)、中日新聞(H23.8.17夕刊)
氏名 津金 昌一郎、岩崎 基
所属 国立がん研究センター、がん予防・検診研究センター
領域・領域名 支援班・がん疫学・予防支援活動
研究課題名 日系移民に対する疫学研究
報道された
研究成果の概要
日伯友好病院主催の大腸がんの国際シンポジウムでサンパウロ在住日系人を対象とした大腸腺腫研究をはじめとする日系移民の疫学研究の成果についての講演と、一般市民向けのがん予防の講演会の開催案内が報道された。
報道機関 サンパウロ新聞(H23.7.15)、ニッケイ新聞(H23.7.15)
氏名 地主 将久
所属 北海道大学遺伝子病制御研究所
領域・領域名 新学術領域・癌幹細胞、腫瘍学分野・腫瘍免疫学・基盤(C)
研究課題名 がん幹細胞によるミエロイド細胞活性を介した発がん促進機構
報道された
研究成果の概要
がん幹細胞が腫瘍マクロファージに作用して、IL-6とMFG-E8産生を促すことによって、さらにがん幹細胞維持、活性化や治療抵抗性を誘導するpositive feedbackの機構を世界で初めて明らかにした。がん幹細胞の免疫調節能に着目することで、治療抵抗性の克服や宿主免疫能活性を主眼とした新たな制癌法開発が期待できる。
報道機関 毎日新聞(H23.7.12朝刊)、北海道新聞(H23.7.12朝刊)
氏名 椙村 春彦(華表 友暁)
所属 浜松医科大学 病理学第一講座
領域・領域名 支援班・がん疫学・予防支援活動
研究課題名 腫瘍由来新規SGOL1バリアントは異常な細胞分裂や不安定な染色分体間接着の原因となる
報道された
研究成果の概要
ヒトの大腸癌からシュゴシン分子の新しいバリアントを発見しました。新たに発見したシュゴシンバリアントを培養細胞に発現させると分裂時の染色体分配に異常を来たすことがわかりました。
報道機関 静岡新聞(H23.6.3)
氏名 森 正樹
所属 大阪大学大学院医学系研究科
領域・領域名 新学術・癌幹細胞
研究課題名 リプログラミング技術による消化器癌の新しい診療・治療
報道された
研究成果の概要
細胞のリプログラミング技術が再生医学および腫瘍学の分野で注目されている。安全で有効な革新的な医療を実現するために、ゲノムへの挿入変異(癌化に繋がる)が少ない簡便な方法で高度なリプログラミングを実現することが望まれる。今回私たちは人工合成のマイクロRNA分子を用いて体性幹細胞をリプログラミングする技術を開発した。本法は未来型のゲノム医療、再生医療を実現するために基盤構築に役立つ成果である。
報道機関 朝日新聞、産経新聞、日本経済新聞、毎日新聞、読売新聞(H23.5.27朝刊)
氏名 田原 栄俊
所属 広島大学大学院医歯薬学総合研究科
領域・領域名 支援班・がん疫学・予防支援活動、腫瘍学・臨床腫瘍学・基盤(B)、腫瘍学・臨床腫瘍学・挑戦的萌芽
研究課題名 がん細胞に老化を誘導し増殖・転移を抑制するマイクロRNAのメカニズムの解明
報道された
研究成果の概要
細胞老化を誘導するマイクロRNAとしてmiR-22を同定し、miR-22が乳がんや子宮頸がん細胞の増殖・転移を抑制することを発見した。リスクの低い次世代の核酸医薬品開発につながるものと期待される。
報道機関 中国新聞 他(H23.4.19)
氏名 佐谷 秀行
所属 慶應義塾大学医学部・先端医科学研究所
領域・領域名 新学術領域・癌幹細胞、腫瘍学・細胞生物学・挑戦的萌芽
研究課題名 人工癌幹細胞を用いた治療抵抗性克服戦略の開発
報道された
研究成果の概要
がん幹細胞マーカーであるCD44のがん幹細胞における機能を解明し、がん幹細胞の治療抵抗性の分子機構を明らかにした。この研究は、がん幹細胞を標的とした新たな治療の開発に貢献することになる。
報道機関 科学新聞(H23.3.18)、化学工業日報(H23.4.7)、日経産業新聞(H23.11.1朝刊)
氏名 久郷 裕之
所属 鳥取大学大学院医学系研究科
領域・領域名 腫瘍学・腫瘍生物学・基盤(C)
研究課題名 新規テロメレース活性抑制遺伝子の機能解析による発がん機構の解明
報道された
研究成果の概要
今回、我々のグループは、がん細胞の発生や増殖の原因の一つと考えられているテロメラーゼを抑制する遺伝子を発見した。今後、がんの新しい治療法や診断法の開発につながることが期待される。
報道機関 日本海新聞(H23.2.11)、山陰中央新報(H23.2.11)、読売新聞(H23.2.12朝刊)