概要・活動内容

個体レベルでのがん研究支援活動

平成25年度 個体レベルでのがん研究支援活動 ワークショップ報告 
個体レベルからみた炎症とがん ― がん発生・進展における個体内相互作用 ―

本ワークショップは、総括支援活動班の中村卓郎先生(がん研究会がん研究所)の発案により、動物個体を使用したがん研究の活性化を図ることを目的として、「個体レベルからみた炎症とがん」をテーマに、平成22年度より始まった。

今回は第4回となるが、今井田克己(香川大学)が、代表世話人として企画・実施し、滋賀県大津市琵琶湖ホテルで2014年2月17日~18日に開催された。

基調講演では菅野純先生(国立医薬品食品衛生研究所)に「炎症と癌 ―異物発癌としての中皮腫繊維発癌からの考察―」、二口充先生(名古屋市立大学)に「骨微小環境における腫瘍細胞増殖メカニズム:動物モデルを用いた解析」と題してご講演いただいた。また、特別講演では山村研一先生(熊本大学)に「ヒト化マウスによるヒト疾患解析」、鈴木聡先生(九州大学)に「遺伝子改変マウスを利用したがん抑制遺伝子の破綻病態研究」と題してご講演いただいた。

さらにワークショップでは、若手中心の演者として、豊田武士先生(国立医薬品食品衛生研究所)、佐藤朗先生(大阪大学)、横平政直先生(香川大学)、赤塚慎也先生(名古屋大学)、高橋恵生先生(東京大学)に、それぞれ胃、大腸、肺、腎、乳腺における炎症とがんについてご講演いただいた。若手口演9題、一般演題5題、ポスター演題50題の発表に多くの研究者(103名)の参加をいただいた。

例年、本ワークショップは若手を主体とした活発な議論があるが、今年も例外ではなく、とても熱い議論が交わされた。


本ワークショップに優れた貢献をした若手研究者3名を表彰した。
優秀口演賞:刈谷龍昇(熊本大学)
優秀ポスター賞:長町安希子(広島大学)
ベストディスカッサー賞:神田祐介(鳥取大学)