概要・活動内容

個体レベルでのがん研究支援活動

平成24年度 個体レベルでのがん研究支援活動 ワークショップ「個体レベルのがん研究による相乗効果」の報告

本ワークショップは、 総括支援活動班の中村卓郎先生(がん研究会がん研究所)の発案により、 動物個体を使用したがん研究の活性化を図ることを目的として平成22年度より始まった。

第三回となる今回は二口 充先生(名古屋市立大学)が、企画・実施し、2013年2月6日〜7日の二日間にわたり、琵琶湖湖畔の滋賀県大津市琵琶湖ホテルで開催された。

基調講演では、大島正伸先生(金沢大学がん進展制御研究所)に「マウスモデルを用いた消化器がん発生における生体反応の研究」、鰐渕英樹先生(大阪市立大学)に「肺発がんモデルにおける組織幹細胞の役割」と題してご講演いただいた。また特別講演では松岡雅雄先生(京都大学ウイルス研究所)に「ヒトT細胞ウイルス1型感染症研究と動物モデル」、中西 真先生(名古屋市立大学)に「細胞老化誘導機構の解明 ― 細胞から個体へ ―」と題してご講演いただいた。

さらにワークショップでは「個体レベル研究への応用」をテーマに、岡本康司先生(国立がん研究センター研究所)、近藤 豊先生(愛知県がんセンター研究所)、矢野聖二先生(金沢大学がん進展制御研究所)、國料俊男先生(名古屋大学)、酒々井眞澄先生(名古屋市立大学)に、自身の研究と個体レベルへの応用についてご講演いただいた。本年度も若手口演10題、一般演題5題、ポスター演題53題の発表に多くの研究者(109名)の参加をいただいた。

若手を主体とした活発な議論が深夜にまでおよび、若手研究者のみならず個体レベル研究の応用を目指す研究者が交流し、いくつかの共同研究も開始された。

最後に、本ワークショップに優れた貢献をした若手研究者5名を表彰した。
優秀口演賞:鈴木麻衣(奈良女子大学大学院)
優秀ポスター賞:平畑美緒(鳥取大学)
ベストディスカッサー賞:山野荘太郎(大阪市立大学)