概要・活動内容

がん疫学・予防支援活動 HTLV-I 分野

がん疫学・予防支援活動 HTLV-I 分野 班長 神奈木 真理

東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 免疫治療学分野 教授

我が国は、成人T細胞白血病(ATL)の原因ウイルスHTLV-I の流行地であり、これまで我が国の研究者が中心となって世界のATL研究をリードしてきました。
国内のHTLV-I 感染者は流行地域の若年層で減少傾向にありますが都市部ではむしろ増加しており、妊婦や献血者に対して感染告知が始められています。このためATLの治療はもとより、ATLの発症リスク診断、発症予防を視野に入れた早急な対策が必要です。最近の研究で、ATLに対する抗体治療に一部有効性が認められ、免疫研究では発症予防につながる知見が、また分子生物学研究では発癌メカニズムについて新たな知見が得られてきています。ATL研究は、疾患の把握から疾患の解決へと加速すべき段階に来ています。
本研究活動では、患者登録および検体蓄積をおこなってきた従来の疫学研究と、進展のあった臨床研究・基礎研究を総合的に推進することにより、ATL治療とハイリスク群への発症予防の実現をめざします。


がん疫学・予防支援活動 HTLV-I 分野に関するお問い合わせ:
FAX. 03-5803-0235
atl.impt@tmd.ac.jp